子どもを自分の思うままに育てようとしていないか
日々子育てをしている中で思うことがあります。
それは、「我が子に自分の価値観を押し付けて、子育てしていないか」ということ。
ある人は育児のことを「育自(いくじ)」とも言っていました。
母親である嫁は、世間では「大人」と認識される年齢になり、
我が子の保護者とされます。
でも、「大人=完璧な存在」では全くありません。
80億人もの人がいて、80億通りの人生経験の中の
たった一つの人生しか歩んだことのない、未熟な存在。
未熟であるのは死ぬまで同じ。誰一人として、完璧な人間はいないのです。
子どもはまだ生まれてきて少しの経験しかしていないけど、
大人よりも遥かに優れているところがあります。
また、大人が固定観念で見えなくなってしまったものを
純粋な目でワクワク見つめています。
そんな子どもを育てる親が
自分の価値観を押し付けて、自分の考えだけが正しいと押し付けて子育てをすると
親の作った柵を超えられずに人生を過ごすことになります
人は不完全だからこそ、チームプレーを発揮する生き物
「親が子どもを躾る」という一方的なベクトルではなく
「子どもは親から学び、親は子どもから学ぶ」という双方向のベクトルで
向き合い、未熟を補い合いながら生きて行くべきだと思った嫁です