【糸島移住夫婦ブログ】のんびりまったり生活記

糸島の良さから夫婦のパートナーシップまで幅広く記事にしています

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子は鎹(かすがい)なのか?

おはようございます!

 

今日の糸島は、もうそろそろ桜が満開になりそうです^ ^

 

今日は最近フッと感じたことについて書こうと思います。

 

嫁は三姉妹の末っ子で育ちました。

 

嫁の両親は、お世辞にも仲が良いとは言えず、

小さい頃から、何度となく喧嘩しているのを目にしてきました

 

それでも、離婚することなく、三姉妹を立派に育て上げてくれた両親に感謝の毎日です。

 

先日フッと父が言いました。

 

「子は鎹(かすがい)だなぁ」と。

 

その言葉に、色々な感情が現れました。

 

・鎹になれるのなら、子どもがいるもの悪くないな

・子どもがいるから離婚しないっていうのも、子供からしたら荷が重いな

・子どもを鎹にせず、夫婦でもっと話し合う必要があるんじゃないのかな

・子どもがいなかったら、すぐ離婚するのかなぁ

・鎹だと言うくらい、子どもを愛してくれているのかなぁ

などなど

 

 

家庭には様々な形があって良いと思います。

 

子どもが中心で、鎹になって、うまく夫婦関係が保たれていて円満であれば良いわけだけど

 

子どもが鎹なだけで、夫婦関係は冷え切っていて、離婚秒読みで円満でない家庭だと、

キッパリ離婚して、両親ともスッキリ元気に生き生きしている方がいいなぁと今の私は感じます

 

 

「子は鎹」にならないためには、どうしたら良いのでしょうか?

 

それは、夫婦がコミュニケーションをとり、

「父・母」や「夫・妻」のアイデンティティーをお休みして、

「個人・個人」のアイデンティティーを楽しめることかなと思います。

 

結婚前、彼・彼女だったアイデンティティーは

 

結婚することで、夫・妻というアイデンティティーが増えます。

 

子どもが生まれると、父・母というアイデンティティーが更に増えます。

 

子育てに追われ、子ども中心の生活になると

お互いを「パパ」「ママ」と呼ぶようになったりと

父・母アイデンティティーが強固になり

父・母アイデンティティーから出てくる思考・言葉・行動・コミュニケーションに固定されてきます

 

生まれ落ちた時には、何にでもなれる存在だったのに

性別の固定

職業の固定

コミュニティーの固定

家庭の固定

などなど

強固に固定されていくアイデンティティーは、窮屈で仕方ないことでしょう

 

 

たまにはアイデンティティーの服を脱ぎ捨て

個人と個人でコミュニケーションをする必要があるのです。

 

また、固定観念という服も脱いでいく必要があります

 

父とはこういうもの

母とはこういうもの

子どもはこうあるべき

子育てはこうあるべき

夫はしっかり働き、平均年収以上を稼ぐべき

母は家事をしっかりこなすべき

 

挙げればキリがないほど、固定観念に雁字搦めになっていることに気づきます

 

自分の中にある固定観念の服を着たままで、パートナーを見たとき

パートナーの欠点ばかりが目につきます

 

「理想ではこうあるべきなのに、そうではない相手」

 

マイナスを見はじめたらキリがりません。

 

宇宙空間の「存在」で完璧なものはないからです

 

ある観点から見たら、欠点ばかりの相手

 

でも見方を変えると、素晴らしい相手に変わります

 

存在するように見えるのは、

 

欠点ばかりの相手ではなく

 

欠点しか見ることができない、自分の観点!

 

自分が見ている世界は、自分の観点を通して作り上げた世界なんです

 

夫婦で同じ景色を見ていても

 

その景色を解析する脳が違うので、観ている世界は違うのです

 

どんなに近くにいる人でも、まったく同じ世界は見ることができないのです。

 

その事実を知らずに、

「自分の同じ経験をしたのだから、自分と同じ思いを持っているはずだ」

「自分のことを理解しているに違いない」

「自分が正解だと思っていることが正しい」

と思い込むことで

 

相手と交流していく中で、「違い」が見えた時に、相手との違いを受け入れられず

 

相手は自分のことを全然理解していない

相手は何も分かっていない

相手はバカだ

などという思考が生まれてきます。

 

自分の世界は自分特有のものであり、絶対ではない

 

一人一人、見ている世界が違うんだ!

 

それが前提でのコミュニケーションをしていく必要がありますね。

 

夫婦がお互いの固定観念を取っ払って

○✖️なくコミュニケーションができれば

 

「子どもは鎹」ではなくなる時代が来るんじゃないかなぁと

そう感じています☆

 

 

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